宮ノ淵バーブ工設置2日目・・・11月2日 

2日目は小雨からのスタート・・・

水位上昇するほどの雨ではなく一安心。

2日目は総勢19名での作業です。

徳島大チームは測量作業、他はバーブの木枠の搬入、組み立て、配置です。

今回のプロジェクトは4日間の現場作業でバーブを合計3基設置します。右岸に2基、その下の左岸に1基の合計3基です。

翌日(11月3日)はリバーフロント研究所「ちいさな自然再生」とコラボしていて全国各地から大勢の参加者が集まることから、この日は何としても少なくとも1基の見本のバーブ工を完成させたかったのです。

ユンボで河床を掘削しそこに木枠を並べていくのですがここで問題が・・・・

予想以上に木枠(杉材)の浮力が強く木枠がプカプカと浮いてしまい上手く配置できないのです。

2人乗ってようやく沈む(100kg以上の浮力ですね)程の浮力です。

それでも何とか配置し、枠内に大石を詰め込み この日はバーブ工2基分の木枠を配置できました。

雨の中お疲れ様でした!

続く・・・・・・

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宮ノ淵バーブ工設置作業 1日目・・・11月1日

午前中に今回の総指揮に当たっていただく岩瀬さん(株式会社北海道技術コンサルタント)が北海道より到着!お昼には河口さん(徳島大学大学院社会産業理工学研究)が学生さんと到着!

3年越しの計画が遂に着工です。

奥只見の魚を育てる会史上最大級の事業です。

現場到着すると前回の測量時より更に川が変り、作業は更に難航が予想されるようで・・・

ここでも自然の力、水の力を感じました。

初日は重機作業が多く岩瀬さんがユンボのオペレーターの桜井さんへ指示を出しながら順調に予定していた作業を終えました。

本流をツーウェイへ

作業の合間に支流に遡上したイワナに癒される!

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宮ノ淵バーブ工設置作業と「小さな自然再生」現地研修会スケジュール

先週末の人工産卵床造成につづき、今週はいよいよ宮ノ淵復活の為の作業となります。

参加お申込みいただいている皆さま、今週もどうぞよろしくお願い致します。

作業は11月2日から4日の3日間を予定しております。作業の進捗状況で5日も作業をする可能性もあります。

以下のスケジュールを予定しています。

当日の天候や、状況により予定に変更が出る場合があります。

随時、参加の皆様と連絡を取りながら進めていこうと思いますのでよろしくお願い致します。

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11月2日 【北ノ又川内でバーブ工、製作下準備作業】

集合場所 銀山平温泉 白銀の湯駐車場

集合受付時間 8:40~8:50

現地へ移動     9:00~

バーブ工の材料搬入、組み立て作業 10:00~16:00

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11月3日 座学研修とバーブ工製作、設置作業

公益財団法人リバーフロント研究所からサポート、協力を頂き座学、設置作業を行います。

集合場所 銀山平温泉 白銀の湯

受付   白銀の湯玄関 8:30~8:50

座学開始 9:00〜10:20

座学内容   イワナの淵づくりに関わる座学研修 

    奥只見の魚を育てる会の取組(中島典則 奥只見の魚を育てる会代表)

    イワナの生態を知る(河口洋一 徳島大学大学院社会産業理工学研究部)

    渓流の瀬淵構造を知る(権田豊 新潟大学農学部農学科)

    バーブ工による淵づくりの挑戦(岩瀬晴夫 株式会社北海道技術コンサルタント)

昼食及び移動 10:20〜12:00
⼤イワナの淵づくりの実践@北ノ⼜川(11:30〜16:30)  前日のバーブ設置の続き作業
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11月4日、 バーブ工 製作、設置作業、片付け、撤収作業

集合場所 銀山平温泉 白銀の湯駐車場

集合受付 8:40~8:50

現地へ移動 9:00~

作業    9:30~16:00

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11月5日  予備日  ※作業の進捗状況により作業なしの場合もあります。

参加者持ち物

ウェーダー、雨具、作業手袋、帽子、タオル、昼食、飲み物等

熊鈴、熊スプレーなどをお持ちの方は用心にお持ちください。

※作業場所付近にトイレはありません。トイレは白銀の湯駐車場に設置の公衆トイレをご利用ください。

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昨日、宮ノ淵林道脇へ資材を搬入してきました。

北ノ又は平水より若干の水位増という感じでした。

今の所の天気予報だと2日の午前中に雨マークがありすこし心配ですがその後天気は安定して晴れるようです。

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人工産卵床造成 ~中荒沢~2023.10.28(土)

先週末は恒例の人工産卵床造成でした!

雨の寒い中での作業となってしまいましたが31名の参加者が丁寧にイワナの為の産卵床を作ってくれました。

ご参加いただいた皆様お疲れ様でした!

 画像提供 *広報担当 市村 晃

 事務局 星 隼人

 ※ 参加者のみ画像の転用、転載を許可します

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今週末は人工産卵床造成です

今週末は人工産卵床造成です。

銀山平キャンプ場駐車場(下段)13:30集合です。

今の所の週間予報では曇り時々雨の予報ですので雨具の準備もお忘れなく。

気温も随分下がってきています。体温調整しやすい服装でお越しください。

翌週のバーブも沢山の参加表明ありがとうございます。

準備の都合もありますので申し込み締切を10月27日(金)とします。

お申込みがまだの方、お早目にお手続きをお願い致します。

お申し込みはこちら→お申込みフォーム

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バーブ工法による宮ノ淵復活作業 参加申し込み

バーブ工を設置して埋まってしまった宮ノ淵の復活を目指します。

徳島大学 河口先生、新潟大学 権田先生、河川工学のスペシャリスト岩瀬先生

小さな自然再生のリバーフロント、河川財団のご協力のお陰でここまで漕ぎつけられました。

岩魚の生態から渓流の構造やバーブ工について学ぶチャンスです。

今回の技術は他の河川などでも応用可能です。参加申し込みお待ちしております!

※保険を掛ける都合上、事前のお申し込みをお願い致します。

※荒天により作業が難しい場合は日程を変更する場合があります。

日時 2023年11月2日~5日

場所 魚沼市銀山平

作業内容 宮ノ淵 イワナの淵を復活させる為のバーブ工を3基製作・設置します。

現地技術指導︓岩瀬晴夫(株式会社北海道技術コンサルタント)、河口洋⼀(徳島大学)、権田豊(新潟大学)

~スケジュール~ 

11月2日 北ノ又川内でバーブ工、製作下準備作業

11月3日 座学研修とバーブ工製作、設置作業

9:00〜10:20

  イワナの淵づくりに関わる座学研修 @銀山平温泉「白銀の湯」

座学内容

    奥只見の魚を育てる会の取組(中島典則 奥只見の魚を育てる会代表)

    イワナの生態を知る(河口洋一 徳島大学大学院社会産業理工学研究部)

    渓流の瀬淵構造を知る(権田豊 新潟大学農学部農学科)

    バーブ工による淵づくりの挑戦(岩瀬晴夫 株式会社北海道技術コンサルタント)(10:20〜12:00) 昼食及び移動
(11:30〜16:30) ⼤イワナの淵づくりの実践@北ノ⼜川

11月4日、 バーブ工 製作、設置作業

11月5日  予備日  ※作業の進捗状況により作業なしの場合もあります。

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参加費 無料

持ち物 ウエーダー(胴⻑靴)、カッパの上着、タオル、帽子、作業用手袋、昼食、飲み物等

    ※ 現場で暖かい汁物は用意する予定です。 

    時期的に寒さが予想されます。体温調節しやすい服装でお越しください。

下記フォームに必要事項をご記入頂き送信してください。

クリック→お申込みフォーム

※作業性とリスク回避の為、参加者があまりにも多い場合は人数を制限させて頂く場合があります

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助成申請と新設計

助成金採択通知

2022年11月に応募していた河川財団「河川助成基金助成事業の採択発表があり

今回の事業が採択となり、助成いただけることとなった。

そしてバーブ工の新図面も岩瀬さんから届いた。

最終設計は木材で四角枠を組み、これを河床に設置し枠内に石を詰めてバーブ工とする方法となった。

ZOOMミーティングで多少の寸法の変更(予算と材の規格の都合)が出たが概ね、この図面で最終決定となった。

つづく・・・・

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助成申請は不採択・・・木杭は・・・

2022年3月

前年秋に応募していた助成申請の結果が届いた。

下準備から書類作りまで多くの方にご尽力いただき、気持ち的には万全を期しての応募だったので

不採択通知は痛恨の極みだった。

今回の事業は会の財源だけでは不可能に近いので助成をいただくことは必須条件。

新たな助成先をさがしながら、事業計画と方法を引き続き練る事に・・・

2022年3月5日 ダムサイト

2022年3月5日 本流出合 

木杭の耐久テスト結果は・・

2022年前年(2021年11月)に試し打ちした木杭を確認に行くと

積んだ石、打ちこんだ木杭は跡形もなく流されていた。

北ノ又の水の力が予想以上に大きく、バーブの設計も変更する事となった。

続く・・・

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木杭試し打ち

計画書のバーブ工は河床に木杭を幾つか打ち込み、枠としてその木杭枠の中に現場にある程度の大きさの石を入れ、ネットで包み強い流れにも流されないバーブを作るというものだった。

ネットで包む為、バーブ完成当初は河川内で人工物のネット(黒)が目につくが時間の経過とともに砂や石が堆積し植物が発生しネットも馴染み目立たなくなるというイメージでした。

新案

出来るだけ景観も損なわないようにと岩瀬さんから新案が届いた。

新案ではネットの代わりに石にアンカーを打ち込みチェーンで各アンカーを繋ぎ一つの塊とする方法で

ネットと比べると外観はより自然になった。

材料費もネットと比べると削減できる。

木杭試し打ち

図面の中でどうしても気になることがあった。

それは木杭を人力で河床に打ち込むのだが大き目の石で河床が形成されている北ノ又川に木杭が入って行くのだろうか?という事だ。

2021年11月15日

北ノ又にて実際に木杭の試し打ちをすることとなった。

魚沼地域整備部治水課にも現地の状況と、課題、問題点を共有し協力頂けるととなった。

北ノ又の流れのパワーにどれほど耐えられるかの耐久テストも兼ね小さいバーブ工も設置する事とした。

岩瀬さん、河口さんが再び駆けつけてくれ、設置個所や角度など現場で指示を出す。

木杭は僕等素人では思うように入って行かないが土木のプロたちがやると人力でも打ち込めることが分かった。

木杭を打設後現場の石を入れバーブとした。今回はチェーンでの固定は無しで様子を見る事に。

今回の事業の具体的な予算も見えてきたので予算確保も進める・・・

アドバイスの元、幾つかの助成事業の中から「新潟県建設技術センター」が地域の発展、課題解決の為の調査研究、活動に助成する助成事業に応募する事とした。

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宮ノ淵 修復計画

現地調査を終えると岩瀬さんが早速、修復計画案を作ってくれた。

(バーブの構造はこの計画書から変更になっています。)

過去の時間当たりの最大雨量が45年の歴史の中で、近年に集中している事はやはり地球規模の気候変動の影響でしょうか・・・・

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