2011発眼卵放流~奥只見の魚を育てる会~

遅くなりましたが先週末のレポートです。

2011年10月16日(日) 天気:曇り 参加人数14名
今年は7月末の豪雨の影響により、北ノ岐川保護区内の林道も損傷を受け、現場へのアクセスも例年のようにお手軽にとは行かず当Blogでのみの参加募集となりましたが14名の精鋭達が集まってくれました!

前日の雨は当日朝まで残り、北ノ岐川は増水、濁りが入ってしまいました。
一時は開催も危ぶまれましたが集合時間には何とか雨も上がりました。


雨による増水の為、当初予定していた北ノ岐川本流での放流作業を断念し、支流での作業となりました。現場へは人力で道具や卵を運搬します。


作業手順を確認し作業開始!

紅葉に包まれた銀山平で奥只見・銀山平に魚が溢れる事を願い、みんなで汗をかきます!

発眼卵放流も無事に完了!
今回は18,000粒の桜鱒の発眼卵を放流しました。


ご参加いただいた皆さん、お疲れ様でした!

今月末にもう一度桜鱒の発眼卵放流を行う予定です。
更に12月上旬には岩魚の発眼卵の放流も予定しています。

こちらの詳細が決まり次第こちらのブログにてアナウンスしますので都合の付く方は是非ご参加ください!
そして興味のある方も是非、事務局までご一報ください。

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奥只見湖(銀山湖)ブラックバス駆除

9月7日(水) 晴れ 

この日、魚沼漁協が主体となり銀山湖のブラックバス駆除が行われた。

漁協の各支部から数名ずつ、県の内水試職員、そして地元銀山分会の各宿の親父連中、

育てる会からは小林理事が会を代表して作業に参加した。
(もちろん各宿は育てる会の会員です)

例年の刺し網での駆除に加え、昨年に引き続き、電気ショッカー船も駆除作業に加わった。


今年の作業成果。

7月の大雨により湖に入った濁りの影響が残り、バスを目視出来ず、刺し網での作業は難航した。
変わりに昨年は成果ゼロだった電気ショッカー船が多少ではあるが駆除に役立った。

ブラックバスに加え、当日も目に付いた川鵜の食害の影響も今後の対策が必要だ。

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銀山湖も無事解禁を迎え・・・

3月末の総会も無事に終わり、先日、桜鱒の稚魚8000尾(4g/尾)の放流も無事に終わりました。
北ノ岐 石抱橋より放流

銀山湖も4月21日に解禁を迎えました。

ここ数年取り組んだ発眼卵や稚魚放流の成果でしょうか・・・・
釣り人達の釣果も良いようです。

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人工産卵床造成・・・9/19

人口産卵床造成1

人口産卵床造成1

前日の勉強会で内水試の井熊氏より造成の要点をご説明いただき
いざ現場の北ノ又へ一同降り立ちます!

人口産卵床造成2

人口産卵床造成2


事前に執行部で作っておいた人工産卵床を見ていただき、勉強会の復習も
兼ねて、池田副代表より要点のおさらいです。

人口産卵床造成3

人口産卵床造成3

要点のおさらい、造成場所の確認、作業分担をし、いよいよ作業開始です。

人工産卵床造成
砂利を選別

河床の整備

どれも結構な重労働ですが少しでも銀山の魚達の繁殖率を上げるために
皆さん額に汗をかきながら作業に精を出します!

今回は環境負荷にも配慮し木を切ったり、人工物を持ち込んだりせずに
周りの流木や落ち葉、川原の石を利用し産卵床を組み上げて行きます。

人工産卵床は重複産卵を防いだり、孵化率をあげるのに非常に有効な手段です。

お昼休憩を挟みながら1日掛けて人工産卵床を6箇所、事前に造成したものと併せて計7箇所の産卵床を設置することができました。

今年は暑さ続きの夏のせいか、水温も例年になく高いです。
これからの遡上で岩魚や桜鱒たちが今回作った産卵床で産卵してくれると
うれしいですね!

13名の参加者の皆さんお疲れ様でした!
人工産卵床造成 参加者13名

※人工産卵床造成には各関係機関への許可申請もしくは届出が必要になります。

白沢~柳沢 河川管理者: 魚沼市土木課
  国有林林道通行許可: 営林署
      技術指導 : 新潟県内水面水産試験場
        管轄 :  魚沼漁業協同組合

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H22年度オータムプラン

10月16日の片貝の池探トレッキング、翌日のフィッシュウォッチングは皆様のご協力のお陰で無事に終了しました。
9月の勉強会から始まった今年のオータムプランは全て終了です。
順次、ブログにUPしていきますので暫くお待ちください。

今日は北ノ又へ桜鱒の発眼卵を埋設してきます!

管理人

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奥只見の魚を育てる会の勉強会・・・9/18

イベント続きで事務局、執行部がバタバタで中々、ブログ更新に手が回りませんが、後回しにしているとドンドン、UP記事が溜まっていってしまうので今日は頑張って更新しています(汗)

もう1ヶ月も前になってしまいましたが
9月18日(土)に育てる会の勉強会を開催しました。
勉強会
講師に徳島大学大学院准教授の河口洋一氏と内水面水産試験場専門研究員の井熊孝男氏を迎え、翌日に控えた人工産卵床造成の要点から、今後の会の活動のヒントになるお話などなど、プロジェクターでDVDを見たり、スライドを交えながら大変、為になる講義をして頂きました。
19名の参加者も講師のお二人のお話に熱心に耳を傾けていました。

参加者も当初予想していた人数を大幅に上回る盛況で魚沼市よりお借りした会場では少し手狭でしたね。

講師の河口さん、井熊さんお忙しい中、遠方よりお越し頂き、ありがとうございました。
そして参加者の皆様お疲れ様でした!

翌日は銀山湖の種川として保護されている北ノ岐川へ人工産卵床を造成へと行ってきました。

つづく・・・

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神秘の池『片貝の池』トレッキング

更新が滞り申し訳ございません。
勉強会、産卵床の造成など更新しなければならないのですが、中々時間が取れず滞っています。
とり急ぎ会員の皆様へご連絡です。
今週末10月16日(土)の片貝の池トレッキングのご参加にはボートの手配や保険の関係上事前のお申し込みが必要です。
お申し込みの際は住所、氏名、電話番号、生年月日を必ずお知らせください。
お申し込み締め切りは明後日14日(木)までとします。

お申し込み先 
奥只見の魚を育てる会事務局:postmaster@okutadami-iwana.jp

本日は池田副代表、中澤理事と共に魚沼漁協銀山分会のお手伝いをしてきました。
北ノ岐川支流の白沢へ大型桜鱒の発眼卵3万7千粒を直播方式により埋設してきました。
こちらのご報告も後日ということで・・・

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オータムプラン第一弾!

9月18日の勉強会、19日の人工産卵床造成を無事に終えることが出来ました。

予想を超えるご参加を頂き大変ありがとうございました。

また勉強会の講師として徳島よりはるばるお越し頂いた川口氏、そして人工産卵床の造成要点をご説明いただいた井熊氏にはこの場をお借りし改めて御礼申し上げます。

勉強会の様子や人工産卵床の作業の詳細はまた後日UPします。
暫くお待ちください。

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産卵床造成の事前調査

1975年に創立された「奥只見の魚を育てる会」(以降、「育てる会」)のはたらきかけにより
 銀山平 北ノ岐川の一部は国の保護河川に指定されて永年禁漁となりました。

 毎年、秋も深まる頃になると銀山湖から50cmを優に超える大イワナが群れて、産卵の為に
 北ノ岐川へと遡上してきますが、近年産卵に適する環境が悪化してきています。

 「育てる会」は昨年、水産試験場の指導を頂き、
 28,000粒のイワナ発眼卵を直接川に埋める「直播き」を行いました。
 
 そして今年、私たちはこの北ノ岐川でより自然に近い形で渓流魚の自然産卵を促す方法として
 「人口産卵床造成」を始めることにしました。

 先日、専門家の指導のもと実際に習いながら造成してみました。
 イワナが産卵しやすい河床を現場にある流木や石を使い造成します。
 
 秋も深まる頃、遡上してきたイワナたちに「ここ」を使ってもらおうという作戦です。

 成果は・・・・・・10月行われるフィッシュ・ウォッチングに期待したいですね。

 興味のある方は会員以外の方でも参加できますので
 事務局までご連絡ください。

                                          「産卵床造成」作業

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銀山湖バス駆除

7月22日(木) 銀山湖(奥只見湖)にてブラックバス駆除を行いました。

当日は魚沼漁協、新潟県内水面水産試験場、全国内水面漁連の各機関や地元の漁協組合員、そして当会の会員がボート12艘に分乗し銀山湖全域を刺し網や電気ショッカー船を使い駆除活動を行いました。


電気ショッカー船での駆除

20cm~45cmのブラックバス10本が捕獲されました。この後、水産試験場へ持ち帰り胃の内容物や鱗から年齢を調べたりと今後の対策に活かされます。

作業に参加していただいた皆様ご苦労様でした。

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