豪雨から数年。
淵として機能しなくなった宮ノ淵をどうにか復活させたいという想いはあるものの
復活させる方法をどうしたものかと暗中模索の日々。
そもそも素人考えでは重機で淵に堆積した土砂を取り除く位しか思い浮かばない。
重機で掘り下げれば復活するのか・・・
またすぐに埋まってしまうのでは・・・
出来れば、重機に頼らず、できるだけ人力やその場にあるものを利用してどうにかできないものか・・・
そんな話をしながら月日は流れ、ここ数年はフィッシュウォッチングも開催できずにおりました。
バーブ工法と出会う!
そんな折、銀山平や育てる会にアドバイス、ご尽力を頂いている徳島大の河口准教授からバーブ工法という技法の情報を頂いた。
バーブ工法のバーブとは釣り針のバーブ(かえし)の事で川の流れに対して、河岸から高さの低い(水面直下位の高さ)堤防を上流に向け数m突き出し(これがバーブ)、流れに運ばれてくる砂を溜め、現在の流れを時間を掛けて蛇行させ寄り洲を形成することを目的とした新しい河川工法の技術だそうです。
そしてこのバーブ工法の第一人者が㈱北海道技術コンサルタント川づくり計画室の岩瀬晴夫さんで河口さんと仕事上の繋がりもあり、宮ノ淵復活の為のアドバイスをいただける事となった。
続く・・・
写真は2020年11月18日の宮ノ淵 画像右側が上流