前日の勉強会で内水試の井熊氏より造成の要点をご説明いただき
いざ現場の北ノ又へ一同降り立ちます!
事前に執行部で作っておいた人工産卵床を見ていただき、勉強会の復習も
兼ねて、池田副代表より要点のおさらいです。
要点のおさらい、造成場所の確認、作業分担をし、いよいよ作業開始です。
どれも結構な重労働ですが少しでも銀山の魚達の繁殖率を上げるために
皆さん額に汗をかきながら作業に精を出します!
今回は環境負荷にも配慮し木を切ったり、人工物を持ち込んだりせずに
周りの流木や落ち葉、川原の石を利用し産卵床を組み上げて行きます。
人工産卵床は重複産卵を防いだり、孵化率をあげるのに非常に有効な手段です。
お昼休憩を挟みながら1日掛けて人工産卵床を6箇所、事前に造成したものと併せて計7箇所の産卵床を設置することができました。
今年は暑さ続きの夏のせいか、水温も例年になく高いです。
これからの遡上で岩魚や桜鱒たちが今回作った産卵床で産卵してくれると
うれしいですね!
※人工産卵床造成には各関係機関への許可申請もしくは届出が必要になります。
白沢~柳沢 河川管理者: 魚沼市土木課
国有林林道通行許可: 営林署
技術指導 : 新潟県内水面水産試験場
管轄 : 魚沼漁業協同組合