1975年に創立された「奥只見の魚を育てる会」(以降、「育てる会」)のはたらきかけにより
銀山平 北ノ岐川の一部は国の保護河川に指定されて永年禁漁となりました。
毎年、秋も深まる頃になると銀山湖から50cmを優に超える大イワナが群れて、産卵の為に
北ノ岐川へと遡上してきますが、近年産卵に適する環境が悪化してきています。
「育てる会」は昨年、水産試験場の指導を頂き、
28,000粒のイワナ発眼卵を直接川に埋める「直播き」を行いました。
そして今年、私たちはこの北ノ岐川でより自然に近い形で渓流魚の自然産卵を促す方法として
「人口産卵床造成」を始めることにしました。
先日、専門家の指導のもと実際に習いながら造成してみました。
イワナが産卵しやすい河床を現場にある流木や石を使い造成します。
秋も深まる頃、遡上してきたイワナたちに「ここ」を使ってもらおうという作戦です。
成果は・・・・・・10月行われるフィッシュ・ウォッチングに期待したいですね。
興味のある方は会員以外の方でも参加できますので
事務局までご連絡ください。
「産卵床造成」作業